塾に子どもを通わせているお母様が家で子供に言うアルアル言いたい~♪
早く言いたい~♪
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「わからない問題は全部先生に聞いてらっしゃい!」って言いがち~♪
どうですかね?アルアルじゃないですか?
よくよくご家族の気持ちわかります。今まで子どもたちが「教えて~」なんて面倒な問題持ってきてたわけです。
小学校でも高学年になって割合の問題ぐらいになってくると「えっと~」「もう忘れたな」とかなってきたり。
そんな中、塾に通い出すことになりました。そりゃあ勉強を学ぶところに行くわけですから、わからない問題は教えてきてもらってほしいと思うわけです。
しかし、このアルアルのセリフなんですが、なかなかご家族の想いのように行かないことも多いんですよね。
私も少し前にそれをお母様の立場側で体験して感じました。
数年前です。ネットを介してわからない問題を教えてくれるWEBサービスに登録をしてみました。こちらですね。主に高校生をターゲットにしたサービスです。
ずっと中学生対象に指導をしていて、高校生の指導はしてきませんでした。高校生の内容は高度に多岐に渡ります。
もう私がサッと教えることができるレベルを超えています。このサービスを見つけ、登録をして、先ほどのアルアルのセリフを私も口にするのです。
「わからない問題はいつでも全部これで聞きなよ!」
これで全て解決だと思っていたんです。どんな教科だろうが、その時に対応できる講師がいなかったとしても、ネットに繋いでこれで解決だと。
しかし、私が想像しなかった展開を迎えます。生徒たちがネットに繋ぎたがらないのです。
このサービスは優秀な大学生とネットで繋いで指導を受けるというものですが、逆に優秀な大学生というのが尻込みしたりするらしく。
また、単純に知らない先生に学ぶという部分に心理的なハードルあるらしく。
コミュニケーションがとれていて気心しれている先生には質問がしやすいけども、そうじゃないと質問はしづらい。
とまあ、考えてみれば当たり前の部分でブレーキがかかり、あまり生徒全体が利用できなかったので、登録を止めました。
(指導側も相手の理解度がわからないので、難しい部分あるでしょうね。突飛な教科の質問でリクエストを上げてもなかなか繋がりませんでしたね)
素敵なサービスでしたが当塾には合わず止めました。独学で学んでる地方の高校生とかにはとても便利なサービスだと思うことをフォローで入れておきます(´▽`)
さて、この問題が塾でもあるのです。冒頭のご家族のセリフが思うようにいかないのです。人にわからない問題を質問しに行くって凄く心理的ハードルが高い行為ですから。
コミュニケーションがとれて気心しれてくるとハードルは下がってきますけどね。ただ、どれだけハードルが下がっても根本的な想いが子供にあります。
「わざわざ質問してまでこの問題が出来るようになりたいとは思わないよ」( ゚Д゚)
親心子知らず。
そんなわけで「塾に子どもを通わせているお母様が家で子供に言うアルアル」は、実際には実現されることが低めです。
塾側からコミュニケーションとっていって、こちらから刺激していって、質問が出来るようにしていきたいですね。
「人にわからないことを質問する」って難しいなあなんて思いを書いてみました。
今日はこのへんで。
それでは。
元講師で現在警視庁のベイビー先生が数年ぶりに現れ、「今年は塾の15周年ですよ!」って、なんかやれって言いに来た(´▽`)
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國立拓治
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