本の執筆が続いています。今は一通り書き終えて大幅な手直し作業に入ってます。
落ち着きのない私ですから、じっくり自分と向き合う様なこの作業はなかなか骨が折れますね。
大和出版編集の竹下さんと打ち合わせをしたのは先週の月曜でした。ZOOMで2時間( ゚Д゚)
塾のアカウントで15時からやっていたので、17時近くに生徒が入ってきてしまうほど長丁場でしたw
今回のタイトルは『くにたて式 中間・期末テスト勉強法』となりました。
前作『中学勉強法』で20~30ページぐらいで説明をした定期テストの勉強について、200ページを使って説明をしていくことになりますね。
前作の説明よりもより簡単で端的でポップな説明に変えながら、全体のボリュームを増やしていくという作業です。
これがまた難しくて。
完成した盆栽にハサミを入れて、さらにスッキリとさせ、そこから大きく育て直すような作業です。
私なりにハサミをザクザクと入れて、育て直し、形にしてみたのですが・・・
やはり人の意見を聞きながら進めないと、自分の思い込みだけで大きなものは作れませんね。
打ち合わせの中で竹下さんから決定的なダメ出しが出るのです。
「定期テストについての部分だけで説明を増やしているのでそんなはずは無いはずなのに、前作よりもわかりやすさが下がったように感じます」
ガーン( ゚Д゚)
なんてこった。
どうやら私はハサミをザクザク入れましたが、切ってはいけない枝をたくさん切ってしまったようで。前作よりもわかりやすさが下がった状態だと。
おかしいな。「これでどうよ!」ぐらい思っていたのですが、上手くいかないものです。
まだ私の頭の中にある勉強の流れが紙面に出し切れていないようです。
「もっと具体的にした方が良いと思います。読んだ中学生が真似できるようにしたいです」
かぁ~!なんてこった。中学生に真似して欲しくて書いているのに、明確にそれが足りないと。
ケアレスミスに気を付けて見直しもして計算をしたのに計算ミスが沢山出て、「ちゃんと見直しをしたの?ケアレスミスに気をつけなきゃだめよ」なんて親から声掛けをされたときの子どもの気持ちは、この時の私と一緒でしょう(´▽`)
前作の「中学勉強法」で書いた自分の記述がライバルです。前作の定期テスト勉強の記述は20ページぐらいなのに内容がよくまとまってます。
「…前作のときは膨大な時間を使って何度も推敲できましたからね」
なんて、竹下さんに「今回あまりに書く時間短すぎるでしょ問題」をチクリと牽制しましたが、締め切りは変わらないでしょう。
竹下さんが言うように4月に書店に並べたい気持ちは私も一緒です。
足掻くしか無いですね。図をたくさん加えながら、わかりやすさを上げる作業に入ります。
本の中で実例として挙げようしている生徒に、生徒がオリジナルで書いていた定期テスト前の詳細の学習実施記録を借りることにしました。
また、新たに書き直した1章2章を大田先生と澤木先生に読んでもらって感想をもらっているところです。私立高校に進路が決まった中3生にも読んで感想をもらおうと頼んだところです。
より良くすべくここからいろいろと加えていきます。
4月に書店に並べるために、3月中旬までは内容の推敲をして足掻けるそうですから、あと1か月。
読んでくれた中学生たちが真似することが出来ることを目指して、粘って良いものにしていきたいと思います。
少々弱い記述が続きましたし、ちゃんと本の宣伝になるように、少しカマしておいていいですか?
格闘技の試合を盛り上げるための試合前マイクパフォーマンスのようにカマさせてください。
定期テストを題材にした本で世に出ているものは数少ないですが、今時点の原稿段階で、すでに世に出ている本よりもわかりやすく役立つ本になっている自負があります。
今まだ足りていないと言っているのは、拙著「中学勉強法」をライバル視したときの話であって、今時点でも読んでくれた中学生たちの成績を上げる自信は充分ありますよ。
今は「よりわかりやすく」「より成績を上げてあげることができるように」と改善に粘っている場面です。
定期テストに困っている中学生たち、もうしばらく待ってて!
出来た本を読んでくれたら君らのテスト結果は春から上がるから!
あぁあぁ、言っちまってんなぁ!( ゚Д゚)
言い過ぎぐらいに言っておいて、このセリフに合うように頑張ります。
無事に完成した4月には、定期テスト前の取り組み方のテキストとして、自塾の中学生たちに配布します。
そんなわけで、もうしばらく自習室の主として、片隅で執筆作業もさせてください(´▽`)
くにたて式の進捗レポでした。
今日はこのへんで。
それでは。
竹下さんと私の字が汚いのは、急いでいて走り書きだからではなく、シンプルに字が汚いだけです(´▽`)
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國立拓治
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