当塾は現在面談期間中です。
期末テストを終えて夏期講習までのこのひと時、面談に利用しています。
基本的に教室長の澤木先生が行ってますが、過去に私が面談をして入塾したご家庭は私が担当をして面談をしています。
今回は1件だけ私が面談をすることになってました。
久々の3者面談。これが楽しいんですよね。
面談が楽しいなんて思えるようになってきたのは、指導に自信が出てきたことと、保護者の年齢が近くなってきてからですけどね(笑)
面談は塾だけで見えなかった状況が見えてきますし、LINEとかで会話をしていたとしても、対面の良さというのはやっぱりありますよね。
学校の面談の直前に塾の面談を入れてもらって、学校の面談での立ち居振る舞いとかをお話したりしました。
基本的には担任とは友好関係を持ち、力を借りることが出来る関係性を目指すと。
また、その場の即答で大事なことを決めぬように、分からないことは持ち帰ることをキホンとしてくださいと話しました。
志望校の情報について話をして、面談を終えました。
あーやっぱり面談って楽しいです。
帰りがけ、お母様がもう一つ聞いて良いですか?と質問をしてくれました。
「どんな声掛けをしたら生徒の勉強のやる気を引き出すことができますか?」とのこと。
なんだか不自然な質問ですね。その対象となる子が目の前にいるのに、なんだか不自然な質問でした。
良く良く聞くと、お母様が我が子が高校に入ってからサポート出来るようにと、勉強の予習も兼ねて、近くの個別指導塾で高校生を指導し始めたとのこと。
なんとなんと。面白い動機での個別指導講師体験。思いがけず同業者です(笑)
高校生の生徒の数学を担当しているが、宿題をやってこないと。どうやってやる気を出したらいいか悩んでいるとのこと。
なるほどなぁ。
私だったらでお答えしておきました。
もう叱ったりして動かしてもしょうがないと思うんですよね。ここは冷静に淡々と正論をぶつけてあげるのが一番効くと思ってます。
「もうさぁ義務教育でもない高校の勉強にお金を払って塾に来ているわけでしょ?成績を良くする気持ちが無いなら辞めた方が良いよ。お金もったいないじゃん」
「成績良くしたいなら宿題をやってくる。そこまでの気持ちが無くてやりたくないなら塾を辞める。どちらかにしよう。どっちの気持ちも応援するから」
なんて爽やかに話して決断を迫りますね。この話の展開で辞めるなんて言う子はほぼいません。そんな覚悟あればとっくに塾にいないでしょう。
やるっていうなら、もう1日どこかの曜日に塾の自習室に来て宿題をやることを勧めていきますね。その時のやる気に左右されたりしないように。
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もっとも、私は塾の責任者ですからこうやって言い放つことが出来ますが、こう話すことでそこの教室長に「困りますよ!生徒が塾辞めちゃうじゃないですか!」なんて怒られるかもしれませんけどね(笑)
こんな風にお話しておきました。状況改善に役立つといいです。
当塾でもだいたい同じ感じで話しますが、順序としては先に他の曜日に塾に来て学習機会を確保する提案が先ですね。
家で塾の宿題を取り組むということは、「塾の宿題をやらなきゃ!面倒だしやりたくないな!」なんて意志力を消費するということです。
日によっては帰宅した時点で勉強に使用できる意志力があまり残っていないなんてこともあるでしょうし、そうなると塾の宿題をやる予定だったが先延ばしになることも。
なので、「意志力の有無に関わらず(やる気に頼ることなく)」日常生活の一部に塾に来て塾の宿題に取り組むという行動を組み込んで、『考えずに当たり前にする取り組み』にするという作戦です。
くにたて式中学勉強法でも書きましたね。やる気に頼らず習慣に頼ると。この部分です。
これはとても大事なコツであると思います。やる気湿った子、宿題とかやれない子、こんな作戦で接してみてください。
もしもここまでいろいろ話したりやってみても甘えた取り組みであったならば、最初に示した通り「やるかやらんかどっちかにせい」と静かに迫りましょう♪
教室であった一場面でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
今年もサーキュレーター始めました~♪(アメミヤ風)
どうでもいいんですけど、数日前に藤井隆の「THE FIRST TAKE」見た流れで「新しい学校のリーダーズ」を初めて見ましたが、歌も踊りもめちゃ上手いわカッコ良いわでビビりました!
力がある人たちがふざけるからまた良いんだろうなぁ。カッコいいわぁ。そりゃあ人気出るわけだ。
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國立拓治
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