超人気ゲーム「フォートナイト」はゲーム依存症に注意!其の弐

昨日の続きです。

「バトロワ系ゲーム『フォートナイト』の中毒性高すぎて、ゲームの魔力にやられちゃってる生徒がちょいちょいいる!」

「WHO(世界保険機関)も疾患認定した『ゲーム依存症』に対抗していこう!」

なんてことを前回書きました。

バトロワ系と言われるジャンルのゲームが人気みたいですね。「荒野行動」とか「PUBG」とかで有名になったジャンルのようです。バトロワ...

なんとかしてこの中毒状態を脱するべく、ゲーム依存症への対策をしていきましょう。

(正直今回フォートナイトは関係無いですねw酷いゲームの代表のように書いてごめんなさい。ゲームの完成度はリスペクトしております!)

当塾としてこういったゲーム依存の状態から脱するために家族と相談して実行しているのは大きく2点です。

プレイ時間の制限をかける!

ニンテンドースイッチもPS4も、保護者による使用時間制限ができるようです。

Nintendo Switchの「みまもり設定(保護者による使用制限)」をご案内します。
すべての年代のプレイヤーに向けた安全のためのツールとヒントをご覧ください。

この機能は絶対に使うべきですね。

買うならば時間制限をつけることを約束に購入すべきです。

私世代はゲームの神として高橋名人というレジェンドがいてですね、「ファミコンは1日1時間」と口を酸っぱく啓蒙してました。

あれから30年経ちますが、今も高橋名人メソッドがいいんじゃないですか。1日1時間で制限を。休日は相談ですが、それでも長くて2時間じゃないです?

幸い紹介してるバトロワ系ゲームは1ゲームで最大20分ですから、少なくとも3回は楽しめるはずです。1時間で充分!

私自身、過去にバカみたいにゲームをやり続けた経験ありますが、それは基本的に大学生以降の話。物事の分別ついて、やっていいときいけないとき加減が出来た上での話です。

小中学生はそうもいきません。日々の生活に勉強に忙しいのに、楽しいことに簡単に飲まれてしまい困ってしまいます。

大人になって全ての行いの責任を自分で被ることになってから、自由に無限にゲームをするといいです。それまではキッチリ制限をしてあげましょう。

スマホへの使用制限対応もしっかりする!

ゲーム自体の使用時間制限をすれば一安心!と油断をするのですが、ここで油断をしてはいけません。

前回私が言いましたが、実際にゲームをしていなくても、ゲームをしているかのように楽しめてしまう手段があるのです。

そう、YouTubeのゲーム実況チャンネルです!

YouTubeでは「ゲーム実況」なんてジャンルが確立されています。上手なプレイヤーが実況しながらゲームをやるという動画ですね。

これが本当に面白くて。もしもゲーム自体の時間制限をされたとしても、これらの動画を見ていたならば、結局長時間ゲームをしているのと同じような状態になります。

実際に生徒がゲームを制限時間で終えた後に、夜中までYouTubeでゲーム実況動画を見ちゃうようなことを言っていたんですよね。

これでは制限をかけた意味がない。スマホもしっかりと管理です。

スマホ管理は言葉にするととても簡単。

学習時と就寝時は親の寝室かリビングで充電器に繋いでおく

というのが制限の全てですね。物理的に使うとまずいタイミングには使えない状況にするのが大切ですね。

写真はレインボーシックスシージというゲームとそのYouTube動画にハマってる中3Kくんのものです。物理的に制限として塾に預けることにしました!

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ルールを破れば滅びの作戦『高嶋ちさ子』を!

もしも親子で決めたこういったルールを破ったときの対処も先に話しておきましょう。言った言わないの水掛け論が嫌なら文字にして冷蔵庫に貼りましょうか(^o^)

ルールを破った時のオススメ対処は「ゲーム・スマホを売却する」です。

とはいえ、なんだかんだ許してくれるんでしょ?なんて子供が舐めてくることあるやもしれません。そんなときは、滅びの作戦「高嶋ちさ子」でいきましょう。この作戦は・・・

ゲーム・スマホをぶっ壊す」ですね(^_^;)

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とても高価な作戦ではありますが、とても効果ある作戦かと。本当に酷い状況のときには、親の本気を見せるべく行きましょう・・・いや、やっぱり売りますか(苦笑)

大人になると自分でお金を稼いでくるので、こういった物理的な対応が難しくなりますよね。自分のお金で再度買って、再度始めてしまうことも。

対して、まだ自分でお金を稼ぐことが出来ない小中学生には、こういった物理的な対応がまだ効きます。

荒療治にはなりますが、子供のうちは泣き叫ぼうがなんだろうが、最終手段として物理的に制限をしてしまうのが良いのではないかと、素人ですが私は思います。

以上です。

小中学生ならではの対策でしたね。ここまでしてもなんともならないとなると、いよいよゲーム依存治療を扱っている病院へ行く段階です。

簡易的なゲーム依存チェックがネット上に沢山あります。やってみるといいです。

担任の先生や塾の先生にも相談しつつ、周りの大人総出で快方へ向かうように見守っていきたいですね。

2回に分けてお送りしました。たかがゲームと侮るなかれ。よく見守っててあげてくださいね。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。