鬼舞辻無惨との戦いを終え平和な日常が訪れた炭次郎のもとに「炎柱・煉獄杏寿郎」のいとこにあたる「学柱・煉獄教寿郎」がやってきた。
このお話は炭次郎が教寿郎より「学(まなび)の呼吸」の伝授を受ける模様を伝えるものである。
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「うむ、竈門少年、今日は肆ノ型だけにしようと思っていたが、伍の型も一緒に伝えておく。肆と伍は一緒に学んでおくと良い」
肆ノ型を指導受けた直後の教寿郎の言葉。続けて伍ノ型も指導を受けることに。
炭次郎と呼んでいたのに急に竈門少年と呼び直したのは、「そういえば杏寿郎はそう呼んでいたな」と思い出したとかw
間髪入れず伍ノ型の指導が始まった。
「学の呼吸の伍ノ型は『演習一閃三連』である。肆ノ型に続いて演習の方法についてだ。」
「簡単に言えば問題演習は1つの教材を三度繰り返すことを基本とせよということだ」
「善逸が会得している雷の呼吸壱ノ型『霹靂一閃』というのがあるだろう?あの技だけで倒せない相手に対して善逸はどう戦った?」
「うむ、繰り返しあの技を浴びせただろう。下弦の伍の塁には『霹靂一閃六連』を、上弦の陸の堕姫には『霹靂一閃八連』を」
「これと同じだ。勉強において問題演習を一閃するだけで学力が身につくことは無い。繰り返すことで×を〇にする。繰り返すことで〇を◎にする(忘れない知識にする)」
「ちなみに、問題演習は六割以上正解するものに取り組んでいくことが鉄則だ。正答率が六割切りそうなら覚え直しから始めること」
「『演習一閃三連』のキホン取り組みイメージを伝えておく」
1回目「正答6割以上」→2回目「正答8割以上」→3回目「正答9割5分以上」
「まずは繰り返して×を〇にしていくこと。そして合わせて〇だったものは素早く正確に解けるようにすること」
「〇だったものも繰り返し取り組むことで忘れない知識に変わっていく。そのために出来ていたものも再度取り組む価値がある」
「回数を『三連』としたのはこの回数が現実的なくり返す回数だろうという設定しただけであって、『三』にこだわりすぎぬように注意せよ」
「繰り返し取り組んで、〇を増やすことと早く正確に解けるようになることを目指すことに集中せよ」
「様々なパターンも伝えておく」
『演習一閃三連』のパターン
1回目「正答8割以上」→2回目「正答9割5分以上」→3回目「解く速度を意識して正答9割5分以上」
1回目「正答8割以上」→2回目「正答9割5分以上」→3回目「時間の関係でミスのみ演習」
『演習一閃二連』のパターン
1回目「正答9割以上」→2回目「解く速度を意識して正答9割5分以上」→他の教材演習へ
『演習一閃四連』のパターン
1回目「正答6割以上」→2回目「正答7割以上」→3回目「正答8割以上」→4回目「解く速度を意識して9割以上」
「勉強が得意なものほど演習回数は少なくなる。無惨級になると1回演習しただけで定期テストで100点とか取ってくるが、それは化け物だ。まさに鬼」
「人間ならばくり返して演習するのがキホン。勉強が得意なものでも最低2回だ。普通の人は最低3回は取り組むべき」
「『自分の今の仕上がり具合』と『過去に演習を何連したのかとそれで何点とれたのか』を毎回確認して、教科ごとに何連するのかを毎回考えて取り組め」
伝わりが良いから仮に『三連』としているだけだということをくどく何度も伝えられた。
何も考えずに「めんどくせぇ!3回やっとけば100点なんだろ!?」なんて伊之助は言いだしそうだから、ここは正しく理解することが大事なことなのだろう。
先ほど学んだ肆ノ型とこの伍ノ型、2つを上手く組み合わせて演習をしていこう。
学の呼吸伍ノ型「演習一閃三連」
演習は繰り返し取り組むことで「〇を増やすこと」と「早く正確に解けるようになること」を目指す。
学の呼吸は漆ノ型まで。あと2回お付き合いください。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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