「生徒を多く集める地域一番の人気塾に人気の理由を聞きながら、その塾での指導の秘訣を中学生のいる各家庭で役立てることが出来たら良いな」
「多くの塾にそんな話を聞いてきて、そのエキスを本にまとめることが出来たら良いな」
こんな風に考えて、出版も決まっていないのに勝手に塾への取材活動をし始めているシリーズです。
今回は東京都荒川区まで来ました。自由塾町屋教室という塾です。以前紹介した神戸の北浦先生に東京の生徒100人越え塾として塾長の吉元先生を紹介してもらいました。
笑っていいともみたいになってきましたね(平成生まれまでに届け)
取材に北浦先生も同席してくれるとのことだったので、東京で待ち合わせて一緒に行ってきました。
荒川区に降り立ったのが初めてかもしれません。路面電車走ってました。東京の下町なんて形容される区ですが、ただの栄えた街ですね。田舎者から言わせたら!
駅から少し歩いたところに自由塾はありました。なんでもご自身が子どもの頃に通っていた塾で、その塾でバイトをしていたら…というよくある展開で塾長となったそうです。
塾長の吉元先生は、元々芝居をしたくて大学も芝居の勉強が出来る学科のアメリカの大学に進学を。小劇団に所属しながらいろんな仕事を経験されたそうです。
プロレス好きもあって週刊ゴングというプロレス雑誌の編集部にいたこともあったとか!
そのいろんな仕事の1つが塾での指導だったと。そしてそれが本職になったということのようです。
1つ1つの情報が渋滞してますよね。3人分の人生を一人で楽しんでいるかのような人です。
吉元先生について話すには、吉元先生の経歴である「アメリカ」と「芝居」と「プロレス」がキーワードになるんですよね。
吉元先生自体元々明るく外向的な性格であるところに、「アメリカ」要素が加えられて手が付けられないレベルになってます。
塾で生徒をブラボーなんて褒めまくっていたら、ある日塾生親子と街で会ったときに「ブラボー先生ですか?」なんて言われたそうです。
「家でそんな風に呼んでくれてたの?良い名前だな」といった経緯でブラボー先生と自称するようになったとか。(登録商標もとって!)
本人が言うには塾ではブラボー先生という役を演じてるなんて言ってました。「芝居」経験がここで活きてきます。とはいえ、素の吉元先生とブラボー先生の境目はわかりませんでしたけどね(´▽`)
さて、こんな前提を踏まえて自由塾町屋教室が人気を集める理由、生徒たちの成績を上げる理由を探りたいと思います。
この塾の生徒数は200名を超えるそうです!この東京でですよ!しっかり探らなくては!!
私が感じた理由は大きく2つです。
塾長が保護者とタッグを組んで生徒を褒め伸ばしているから!
吉元先生はLINEで全家庭と繫がっていて、それとは別にメルマガをやってらしてメルマガ登録しているご家庭からも相談が届く状況に。
ここで「プロレス」が効いてきますが、「いつ 何時、誰の挑戦でも受ける!」とアントニオ猪木のセリフのごとく、24時間365日いつでも生徒保護者の相談を受け付けてるそうです。
1日60通ぐらい相談のラインが届くそうです( ゚Д゚)マジカ
必要あれば保護者を指導することも含めて、保護者とタッグを組んで、子どもたちを褒めて伸ばしていくということがなされていると。
保護者と協力体制を作ることが子どもの成績を伸ばすことに効くことは私も近年肌で感じているところです。
保護者とタッグを組むのは言うほど簡単じゃないです。吉元先生のアメリカンな大らかさで保護者達と協力体制が作られていくんでしょうね。
まずここが大きな理由だろうと。そして、
塾の取り組みの1つ1つが丁寧で東京クオリティーだから!
吉元先生のキャラクター一本で生徒を集める塾なんじゃないかと勝手に想像をしていましたが、違っていました。
ちゃんと塾の1つ1つの取り組みがしっかりしているんです。
塾を、塾長を、近隣の方に知ってもらうための活動はYouTube、WEBラジオ、書籍、NOTE、ブログ、メルマガ……
精力的にしっかりと活動されています。この活動が塾の広告宣伝になっていると。今はYouTubeからの問い合わせが多いそうです。
塾の取り組みもしっかりIT化が進んでます。こちら、見せていただいた塾生サイトです。
欠席連絡、振替申請、面談申込はもちろん、ZOOMの入り口、オンライン授業ツールの案内があったり。
また、クローズドSNSで塾内で生徒たちの情報をスタッフ陣と共有していたり。
1つ1つの取り組みがキッチリとされています。地方の塾であれば「生徒集まってるし、まぁいいか~」となりそうな部分、抜け目なくしっかりと。
東京都で生徒を集めるというのは、そんな簡単じゃないんだろうと感じさせられましたね。
熱を込めた指導とそれを活かす諸活動の充実。それをしっかり実行してくれるスタッフ陣。
ここが200名を超える生徒を集める理由なんだろうなと思わされました。
東京の人気ある飲食店って、味が美味しいのはもちろんのこと、気持ちのいい接客、気持ちのいい店内だったりしますよね。
総合的にクオリティーが高くないと、東京ではやっていけないんだろうなと感じるんです。
これと同じことをこの自由塾で感じました。
以上です。東京で200名もの生徒を集める塾です。その理由は明確にありますよね。
IT化が進んでいるとはいいがたい私の塾に見せていただいて学んだこと反映させていきたいです。吉元先生取材対応ありがとうございました。
さて、ここまで付き合ってくれた中学生保護者にも情報のおすそわけを。吉元先生から家で我が子に向けて保護者にしてほしいこと、それは「褒めてください」と。
吉元先生の表現を借りると「褒め飽きないで」と。なんて良い表現!!
ここも「アメリカ」が効いてる気がしてます。アメリカって肯定するところから入りますよね。
私の大学時代、英会話の授業のアメリカ人が授業内でクイズを出しててですね、どんな見当ハズレな答えでもいつもこうおっしゃってました。
「グッドアンサー、バッドノー(良い解答ですね。しかし不正解です)」
これ!これです。このアメリカンな感じは日本人であってもやるべきだなと私も思います。
褒めることについてはこちらの私の記事も添えておきます↓
以上です。
こうして生徒を集める他塾を周ることで私自身が勉強になること多くて嬉しいです。
引き続き取材進めてご紹介していきますね。
今日はこのへんで。
それでは。
見学後に共通の知り合い塾長の近野先生も交えてご飯へ。フットワーク軽くパワフルな先生ばっかり!
冬期講習2023の募集を開始してます!
これまでの塾長の著書はこちら!おかげさまで著書累計6万部!
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國立拓治
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