都道府県ごとの公立高校入試における副教科の重みの違い

少し前にツイッターから驚きのツイートが流れてきました。

おおお!鹿児島スゴイ!どうなってるんだ!?

ちょうど兵庫県の副教科の扱いについて嘆いているツイートへの反応したものでしたね。その元のツイートがこちら。

ちょうど伊丹校の関係で兵庫の入試システムを勉強していたところだったんですよね。

副教科の重要度高い!!なんて驚いていたところに、鹿児島の登場です。これは凄いな。

「なんで副教科の重要度がこんなに高いんだろう?低いと中学生が舐めちゃって真面目にやらないからかなぁ?」

なんて思っていたのですが、点数配分を一覧にしてあるツイートを見て少し納得。

おおお!こうやってみると各教科公平ではないか( ゚Д゚)

でも、副教科の担任1人が進路に与える影響が大きすぎですね。

副教科の1教科で入試に11%の影響を与えます。1人の副教科担任の力がです。もはや神の領域。

副教科4人で44%の影響。教師の主観が入りやすい副教科で入試の44%も決まるのは驚きです。

また、鹿児島の主要教科1教科の内申は入試に1%しか影響を与えません( ゚Д゚)スクナッ

エッジが効いていると言えばそうですが、ちょっと極端な気もしますね。鹿児島恐るべし!

興味出てきたんで愛知と兵庫と鹿児島の入試に対する点数配分について一覧にして比べてみましょうか。

愛知県の公立入試の点数配分
教科 英 数 国 理 社 音 技 美 体
筆記 22 22 22 22 22        
内申 10 10 10 10 10 10 10 10 10
合計 32 32 32 32 32 10 10 10 10

200点満点で争います。内申は各教科2倍で90点満点。筆記は各教科22点で110点満点。

主要教科1教科と副教科1教科の入試重要度は3倍違いますね。内申の扱いは変わりませんが。

兵庫県の公立入試の点数配分
教科 英 数 国 理 社 音 技 美 体
筆記 50 50 50 50 50        
内申 20 20 20 20 20 37.5 37.5 37.5 37.5
合計 70 70 70 70 70 37.5 37.5 37.5 37.5

500点満点で争います。内申は主要5教科4倍で100点満点。副教科4教科7.5倍で150点満点。筆記は各教科50点で250点満点。

主要教科1教科と副教科1教科の入試重要度は2倍弱違いますね。内申の扱いは副教科の方が2倍弱重要視されます。

鹿児島県の公立入試の点数配分
教科 英 数 国 理 社 音 技 美 体
筆記 90 90 90 90 90        
内申 10 10 10 10 10 100 100 100 100
合計 100 100 100 100 100 100 100 100 100

900点満点で争います。内申は主要5教科2倍で50点満点。副教科4教科20倍で400点満点。筆記は各教科90点で450点満点。

主要教科1教科と副教科1教科の入試重要度は変わりません。内申の扱いは副教科の方が10倍重要視されます。

 

なるほどなるほど。なんだかわかってきましたが、もう少し見やすくしましょうか。

各都道府県の各項目をパーセンテージに直してみましょう。比較しやすくなりますよね。

愛知・兵庫・鹿児島の公立入試の点数配分パーセンテージ

愛知の公立入試点数配分パーセンテージ
教科 英 数 国 理 社 音 技 美 体
筆記 11 11 11 11 11        
内申 5 5 5 5 5 5 5 5 5
合計 16 16 16 16 16 5 5 5 5
兵庫県の公立入試点数配分パーセンテージ
教科 英 数 国 理 社 音 技 美 体
筆記 10 10 10 10 10        
内申 4 4 4 4 4 7.5 7.5 7.5 7.5
合計 14 14 14 14 14 7.5 7.5 7.5 7.5
鹿児島県の公立入試点数配分パーセンテージ
教科 英 数 国 理 社 音 技 美 体
筆記 10 10 10 10 10        
内申 1.1 1.1 1.1 1.1 1.1 11.1 11.1 11.1 11.1
合計 11.1 11.1 11.1 11.1 11.1 11.1 11.1 11.1 11.1

 

我ながら良く分かる(´▽`)全ての数値の単位は%です。

愛知は内申の取り扱いが全科平等ですが、入試においては主要教科と副教科で重要度が3倍の開き。

鹿児島は入試においては取り扱いが全科平等ですが、内申の取り扱いにおいては主要教科と副教科で重要度が10倍の開き。

こうやってみてみると、兵庫のシステムはバランス取れているのかもしれませんね。

内申の取り扱いを緩やかに差をつけて、入試において主要教科と副教科の重要度を2倍に抑えてます。

 

もともと都道府県ごとの副教科の重みの違いを見たくてこの記事を書き始めましたが、こうして全体で見て、他府県と比較して見て、いろいろとわかって興味深いです。

全都道府県をパーセンテージ表記して並べたくなる欲が湧いてきますが、膨大な時間を取られるので我慢します。

ご覧いただいている全国の塾の先生方、よかったら同じフォーマットで、パーセンテージ表記で教えてください(^^)

いつか47個並べましょう!(´▽`)

(追記)青森の三國先生が都道府県ごとで入力できるツール作ってくれました!ダウンロードして赤枠を記入したら完成です。是非これで!

 

今日はこのへんで。

それでは。

兵庫県伊丹市に伊丹校を開校しました!こちら!

初めてこのブログにお越しいただいた方はこちら!

YouTubeチャンネルはこちら!ツイッターはこちら!

「友だち登録」でblog更新情報をLINEで通知します!

友だち追加

The following two tabs change content below.

國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は13刷重版!著書累計は13万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。