昨日で春期講習を終え学校の始業式を待たずして、本日より当塾の新年度授業は開始されます。
以前一度予告させていただいていましたが、このタイミングで岩倉校の中3生が昨日募集定員に達しましたので本日の終業時(22時)をもって新規の募集を停止いたします。
(入塾予約をいただいている元塾生の兄弟生と、昨日までに体験授業を終えた方の2名のみ明日以降の入塾を可能とします)
開校以来のことを振り返ってみますと、新年度が始まってどこかのタイミングで中3生は募集を締め切ってきましたが、この新年度が始まるタイミングで定員を迎えて募集を停止するのは初めてのことですね。
例年になく早いペースです。昨年は岩倉校は過去最高の在籍生徒数を更新しましたし、多くの生徒に来ていただいている状況です。
ありがたいことですね。
本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」というベストセラー本を流行った2003年に読みました。
素晴らしい本で、今も書いてあった内容を覚えています。
この本の中で、人生の成功を目指す若者に対してユダヤ人の大富豪が教えるこんな一場面がありました。
「幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れるのが大切なんだよ。」
この台詞って面白いですよね。お金が欲しかったらお金のことを忘れろと言ってるんです。
お金は自分がした仕事の報酬だから、その報酬にピントを合わせるのではなく、仕事の部分にこそピントを合わせて自分らしくやりなさい。
報酬に対する過大な意識は良い仕事をする上で邪魔になる・・・・ってことですよね。
これは塾の仕事に当てはめると、来てくれている生徒数で同じことが言えると思うんです。
「幸せに生徒を集めたければ、自分らしい学習指導をすることに集中して、生徒数のことを忘れるのが大切なんだよ。」
ん、ピッタリはまる気がします。今のうちの塾はこの状況です。
カッコいいこと言っちゃいましたが本を読んで10年以上経過しているので実践できたのが遅すぎですけどね(^^;)
大きな規模の塾で働いている塾の若い先生たちは目標生徒数が設定されていて追われることもあるでしょうが、自分の教室に合わないことが明確な生徒の入塾は断り、退塾は止めることなく速やかに送り出すことをおススメします。
合わないし成果が出せないのに来てもらうことは塾にも生徒にも不幸です。目先の生徒数に気を取られこのへんの判断を間違うと、結果として教室の評判を下げて生徒たちが去っていきますから。
だからと言って「面談したけど本人の求めていることが自塾には合わなかった」とか「1人でやれるぐらいたくましくなり自分で試したいと言い出したので退塾を許可した」なんて正直に言うと上司にド叱られることあるやもしれませんので、そのへんは上手く言葉を選びながら、自分の教室とその生徒を守ってください。
精神すり減らしながら生徒たちのために日々戦う学習塾の若き先生方、新年度も頑張っていきましょう!
さて、生徒の皆さん。ビジネス書に書いてあることってね、だいたい勉強にも当てはまるんだよ。当てはめてみようか。
「幸せに成績を上げたければ、自分らしく楽しんで学習をすることに集中して、点数や順位のことを忘れるのが大切なんだよ。」
んーちょっと言い過ぎかな(;・∀・)点数や順位を忘れちゃいけないけど、本来勉強って楽しいものです。
知らなかったことを知る。わからなかったものがわかるようになる。これって楽しいことですよね。言わばアハ体験です(古い)
この「へぇ~」とか「なるほどね」とかいう気持ちこそ大切にして、「楽しい」という感情を大事にして進めてねってことです。
生徒の皆さん、新しい学年が始まるね。うちは塾だから結果として点数や順位が上がることを目指していくよ。
でも今言った楽しんで取り組むという部分が抜けると勉強はただの苦行になっちゃうんだ。どうせやるなら楽しく頑張って成績を上げていこうね。
岩倉校中3生募集停止のお知らせから思いのままに書いていたら、
塾業界で働く若手へのメッセージと、生徒たちへのメッセージになりました。
だんだん説教じみてきたのは年齢のせいです(+_+)
そんなわけで、岩倉校中3生は募集停止です。北名古屋校の中3生はもう少しだけ大丈夫ですが、年度途中で締め切りますので早めにお越しください。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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