「やる気スイッチを入れてから勉強させたい」と思ってしまっていた!

22歳の頃の話です。8年お世話になった学習塾の入社試験の最終役員面接の場面。

「どんな授業をしたいですか?」なんていう質問を役員から受けました。

私は質問を想定してセリフを準備しておいたのでしょう。ちょっと自信ありげに答えました。

「なぜ勉強をするのかを話し合えるような授業がしたいです」

真面目に考えて本当にそう思っていたのでそのように伝えましたが、聞いてくれた役員はかすかに鼻で笑ったことを記憶しています。

「青いことを言ってくれるじゃねーか」という感じでしょうね。

あれから24年経ちました。当時の私自身に今の私が面接をしていたならば・・・

私も鼻で笑ってしまうかもしれません。

「青いな。青いにも程がある」

勉強への気持ちが湿った子たちに勉強の大切さをあの手この手で伝えてみたとして、言葉の意味は理解してもらえても、心から理解して行動に移すことが出来る子は一握りです。

ダイエット本を購入した人の中で、その内容を実践して見事に痩せる人が一握りなのと一緒です。

成績を上げるためにお金を払って塾に来てくれているのに、そんな成果が一握りの作戦のために貴重な指導時間を割くというのが大間違いだったということです。

私は勉強を始める前にやる気のスイッチを入れようとしてしまいました。

やる気のスイッチを入れてから勉強が出来たら良いなと思ってしまったのです。

それが間違いでした。

やる気スイッチに頼らずに勉強をさせて子供たちの成績を上げるにはどうしたらいいのか?

子どもたちを指導をして10年以上過ぎた頃、私はようやく気が付きました。

「やる気じゃなくって習慣に頼って勉強をするんだ」

では具体的にどのように取り組んでいくのか?

ブログの過去記事を探ってもらえばその取り組み方はおそらく出てきますが、お勧めは来月発売の私の書籍を読んでいただくことです( ゚Д゚)センデン⁉

このブログ内に散らばる中学生の勉強のあらゆるコツをこの本に詰め込みました。

それが来月10月14日に発売の「くにたて式中学勉強法」です。

WEB書店ではようやく書影も掲載されて予約も始まっているようです。

書店に並ぶ姿も見てみてほしいですが、近所には小さな書店しか無いご家庭はよかったらWEB書店で予約してみてください!

ブログに書く内容に困ったので、私の四半世紀前の思い出話と本の宣伝でお送りしました。

今日はこのへんで。

それでは。

定期テスト勉強のフローチャートを作って掲示しました。このフローチャートも本に掲載してます!(´▽`)シツコイIMG_1803-(1)

あれ?1冊目で編集してくださったあさ出版の小川さんからメールが届いてる。

なんだろ。1冊目の本の重版が再度かかるには早すぎるぞ?

えーっと・・・

えええ!嘘でしょ?( ゚Д゚)!!!!

続く

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。