匿名メッセージサービス「マシュマロ」、投げ込まれたものが溜まってきます( ゚Д゚)
熟成マシュマロになりそうなものを投げ返していきましょう。(質問に答えていきましょう)
今日はこちら。
やる気無い問題ですね。これは難しいですね。もしも私がその子の親ならばで考えた作戦を2つばかり。
スマホパワー利用作戦!
スマホが欲しくてしょうがないパワーを利用しましょう。
勝手な想像ですが、文字通り「頑張って良い成績をとったらスマホ買ってあげるから頑張りなさい」なんて、ぼんやりとした約束にしてませんか?
もっと具体的じゃないといけないです。
良い成績って何?どれだけ上げたら買ってくれるか示してくれないの?後出しでこれでは足りないからもっと頑張れとか言わない?
なんて、私なら疑心暗鬼になるでしょう。
また、「学年10位以内に入ったらね」とか、本人の過去最高順位から50位も上の目標とか示してませんか?
地上50メートルとか高すぎるバスケゴールにはだれもボールを投げません。
お子さんにとってこれなら頑張れそうというギリギリの順位を相談をして設定する必要があると思います。
(点数ではなく学年順位で勝負してあげてください。点数では平均点によってラッキーアンラッキーが出ますから)
過去に書いたこちらの記事を参考にしてください。
そこで紹介している本の一節です↓
アメリカのある大学のゴルフチームでの実験結果で、
グループ単位で統一した目標スコアを掲げて、
何グループかがゴルフをプレイしたそうです。
その結果、最もスコアを縮めたグループの目標は
「自分たちの過去の平均スコアを7%縮めること」だったそうです。
ゴルフのスコアと一緒にしてはいけないでしょうが、1つの目安です。
過去最高順位×0.93で計算をした順位を軸に、これまでのサボり具合とか本人のモチベーションとか加味して前後させると良いと思います。
本人と相談をして合意を得てスタートさせることが大切かと。
「歯磨き」「お風呂」作戦!
勉強を「歯磨き」や「お風呂」のように日常の一部にしてしまう作戦です。
具体的に言えば塾に通うことですね。
しっかりと勉強をする塾が理想です。自習室を備えていて、テスト前はみんなで頑張るぞ!みたいな塾が良いですね。
塾で仕方なく勉強してます…という状況であっても、日常となってしまって学習量が増えれば成績も上がるかと。
さて、これら2つの作戦を実行して実際に成績が上がった時です。
「頑張った成果が出たね。よく頑張ったね」という声掛けをしたとしましょう。約束をしたスマホを買ってあげることも出来るでしょうか。
多くの場合、この時にようやくやる気スイッチが体から浮き出てきます。
それを押すというよりも、スイッチオンの状態で浮き上がってくるのです。
脳科学的に言われている「やる気はやってから出る」と言うのはこのことでしょう。
勉強の意味が具体的に想像しづらい中学生ですから、勉強に関心が低いのはデフォルト(基本設定)です。
ひとまず結果を出せる環境を作ってあげて、応援をしてあげて欲しいです。
もしもスマホをGETしてこれで一時的に成績が上がったのに、次回から元通りになったときには・・・
ひとまず「目指すものがある時には力が出せる」という事実を喜びましょうか(^^;
3歩進んで2歩下がる。試行錯誤続けていきましょう!
勉強のやる気がない子への対応について書いてみました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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