定期テストの「初見殺し問題」を対策せよ!

今週のさくら個別指導学院の一場面でお送りします。連絡事項伝達時の私のセリフを実況中継風に。

↓↓

同じクラスの2人が定期テストの点数で勝負をしていたらしい。

左の人は学校ワーク1冊をやりこんで、右の人は学校ワークともう1冊追加してやりこんだらしい。

定期テストの結果は1学期2学期3学期と一緒でした。

さて、1年経って、実力テストが行われることになりました。テスト範囲は1年間で学んだ全てです。

実力テスト数学で勝つのは左の人でしょうか?右の人でしょうか?

・・

生徒の誰もが簡単に答えてくれます。

「右の人」と。

なぜ?と聞けば、

「いろんな問題を多く解いているから」と。

この問答を皮切りに私から生徒たちに話します。

そう、その通り。多く問題を解いていると言うことはそれだけいろんな問題を解いているってことだよね。

狭い範囲の定期テストでは差はついていないように見えるけど、長い目で見た時にはしっかりと差がついているってことだよね。

君ら、「初見殺し」って言葉を知ってる?元々ゲームの言葉なんだけどね。

あらかじめ動きとかを知っていないと倒せない敵のことなんかを言うんだよね。

「こんなん先に知らないと絶対やられますやん!」ってやつね。

この「初見殺し」って勉強の世界でもあってね、定期テストとかであるでしょ?

後半の方の難しい問題で、「こんなん学校のワークにも無かったし、あらかじめ解き方知ってないと解けませんやん!」ってやつ。

経験あるでしょ?あれが初見殺しなわけだ。

で、多く問題を解いていろんな問題を先に解いていれば、初見殺しに遭う確率が下がるよね。

「あ、2冊目の教材で似た問題見たな。ってことは…」なんて解ける場面も多くなるわけ。

より多くの問題を解くことで目の前の定期テストだけではなくて、「実力テスト」とか「模試」とか「高校入試」とかの対策になってるのよ。

だから、1冊目の教材をやり込んだならば、初見殺されぬためにも、張り切って2冊目の演習に入っていこう。

こんな話をしています。

「初見殺し」なんて語句を使ったとたんに、普段リアクションをしながら私の話を聞かない生徒が頷きながら聞いてたりして、普段からゲームをする子なのかが判明して面白かったです。

2週前から学校ワーク5教科点検に替えたことが効いていて、多くの生徒が良いペースで演習出来てます。

この調子で2冊目の演習に入れる生徒が増えると良いです。

指導場面のレポでお送りしました。

今日はこのへんで。

それでは。

それにしても、ゼルダの伝説の雷のカースガノンは初見殺しで酷かったわ~。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。