LINEに質問が届いてました。
いろんなところからこうした質問とか相談届きます(´▽`)
ブログで公開をして皆にも読んでもらえるようにするという解決策をとるようになってから、比較的お答えしやすくなりましたね。
今日は社会の勉強についての相談が。こちら↓
社会がさっぱりわからないようで
私の時のことを考えると、私はノート(先生の小話もメモしたもの)で復習していたのですが
今はタブレットなので、ノートがないようで
教科書を読んでいても、1人だとわからないみたいで夜、私が教科書を読み、解説することで理解しているようです…
ワークまでなかなか辿りつけておらず
単に興味がなく、授業を覚えていられないだけなのか
何か良い方法があるのか他の子はどのような感じだろうと思いまして…
なるほど~。
お子さんの気持ちわかるわ~。
私も小6の時、教科書に出てくる歴史の語句が分からなさ過ぎて、勉強が得意だったクラスメイトの菊本君に公園の滑り台のところでいろいろ質問をしたことを覚えてます。
「朝廷と幕府は何が違うの?」
「大名と将軍と武士って何が違うの?」
いろいろ無知振りを発揮してますよね。なにせ小2まで「外国」という国があると思ってましたから(笑)
菊本君はなんだか一生懸命いろいろ話してくれたように思いますが、受け手である私の語彙が無さ過ぎて理解はボンヤリとしてしまっていたように思います(+_+)スマン
教科書には日本の歴史の大事な部分をギュギュっと凝縮して書かれています。事実の羅列が見慣れぬ用語で書かれていて、興味を惹く面白いものとも言えず……
真面目に読んでみてもボンヤリとしてしまうんですよね。
以前ご紹介した歴史の教科書に出てくる語句がわからない部分を黒く塗りつぶした写真覚えてます?こちら↓
極端なことを言えば社会の歴史に苦戦をしている子というのは、教科書がこんな風に見えてるわけです。
そりゃあわかるはずないですよね。
これを今は保護者が教科書を読んで内容を解説してあげることでなんとか理解をしていっていると。
現在のこの解決策は凄いですね。まずそこまでして何とかしたいと思って保護者に助けを求めた生徒本人。
加えて、実際に教科書を読んであげて解説してあげている保護者。
信頼関係がある親子じゃなければ出来ない解決策ですよね。この関係性と学習サポートは素晴らしいなぁと思います。
とはいえ、いつまでもこの形でいくわけにもいきませんから、対策を考えて行きましょう。だんだんと一人でやれることを目指していきましょう。
現在の状況は「教科書を読んであげて解説をしてあげる」ですよね。ここから…
第一段階として「分からない語句に線を引かせてその語句を説明してあげる→教科書は自分で読み進める」という風にすることを勧めます。
理解が浅いようでしたら、ネットで歴史解説動画とかも併用するといいですね。(自塾ではフォレスタ+で教材フォレスタに則した動画を見ることが出来るようにしてます)
第二段階「分からない語句に線を引かせてその語句を調べさせる→教科書は自分で読み進める」という風にしていきましょう。
徐々にサポートの量を減らしていくことです。ご相談いただいたご家庭では親子の距離が近く信頼関係もあるので、困った時には声がかかるでしょうからそのへんは安心です。
心配なのはお子さんがべったり保護者に寄りかかり過ぎて、自分で学ぶ気ゼロのまま進級してしまうことですね。
「今は理解に苦しんでるからべったりフォローしてるけど、一人で出来るようにしていくんやで」という想いをちゃんと共有しながら、だんだんと自立を促せると良いですね。
この覚える勉強を1からテスト前に急に行おうとすれば、演習時間が足りないに決まってます。
よって、学校で習った直後に復習、もしくは学校で習う直前に予習という形で、皆が学校の授業の中で理解していることをいずれかの作戦で近い状態に持っていきましょう。
常日頃からこのひと手間をかける必要がありますね。仕方ありません。まだ授業の中で理解出来る語彙力や読解力が足りないので。
このへんの学習実行のサポートを保護者にしてもらえると良いですね。
以上です。
今はお子さんにとって最高に楽でわかりやすい社会の勉強となってますが、これを無料で他人がしてくれるのは今だけですからね。
自分でやれるように小さな階段を作ってレベルアップしていってもらえるようにしたいですね。
参考にしてください。
届いた社会の勉強の仕方についての相談にお答えしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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