文字が読めるってまるで奇跡!

「チ。」というマンガを読みました。

アメトークのマンガ大好き芸人で多くの芸人が読んでいて、タイトルと共に気になったんですよね。

先日「えみたす」で買ってきて、面白くて最新刊3巻まで読んでしまいました。

マンガのあらすじを言うと「地動説を証明する人たちの話」ですね。

どうですか?聞いた限り全く面白そうじゃないじゃないですか。

これが予想を綺麗に裏切ります。めちゃくちゃ面白いです。

地動説を唱えようものなら某C教に迫害され死に追いやられます。

そんな中、心の底から湧き上がる「真理」を求める衝動に突き動かされて、命の危険に晒されながら地動説を証明しようと奮闘する人たち。

文字にすれば世界史で習ったような内容ですが、これをリアルに表現されると鬼気迫る物語です。真理を求める人たちの真っすぐな思いに感動します。

(微小なネタばれあり↓)

最新刊3巻の後半、熱い場面ありました。

目がいいことを買われて天体観測の手伝いをしていた学のない男が、優秀な女の子に質問をする場面です。

「文字が読めるってどんな感じですか?」

この質問に対して優秀な女の子が返事をします。

「私が今から言うことを誰にも言いませんか?」

「C教徒としてこんな表現を気軽に使っちゃいけないことはわかってます」

「…でも、その表現以外で表せないから使いますけど…」

「文字はまるで奇跡ですよ」

中略

「アレ」が使えると、時間と場所を超越できる」

「200年前の情報に涙が流れることも、1000年前の噂話で笑うこともある。そんなの信じられますか?」

中略

「文字になった思考はこの世に残って、ずっと未来の誰かを動かすことだってある」

「そんなの…まるで、」

「奇跡じゃないですか」

このやり取りを経て、質問した男は文字を学ぶ流れになるんです(^^)

私たちが当たり前に使っている文字ですが、この漫画を読み進めてからこの会話を聞くと奇跡に思えてくるんですよね。

少し前にネット上でお勧めしている同業の先生がいて文章術についての本を買いました。

なんてことだ。もっと早く読みたかった。これから文章を書くのが楽しみだ。

著者の方が学んで得た知識を文字を通して私も学ぶことができる。ホント文字って奇跡です。

マンガと本1冊ずつからこんなことを思った今日この頃です。

どちらもおススメです。よかったら(^^)/

更新に困って書いてみました。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。