同業者の私が姪の塾をガチで選ぶよ!其の二

中学生になった姪のためにいち消費者として塾選びをすることになりました。

立場が変わると急に視界が変わって驚きますね。貴重な体験をしています。

地域の保護者や生徒をイメージして広告やHPの記載内容考えたりしましたが、実際の身内のことを想って選ぶとなるとリアリティーが段違い。

とても貴重な体験です。姪のために塾を選んでいく過程を書いてみたいと思います。

塾選びの参考にしてもらえたら嬉しいです(^^)ではいきます!

まずは姪の状況から。

「小さな兄弟たちがいて家庭学習環境の確保が難しい」

「勉強時間が足りないことと、勉強の仕方自体がわかっていない」

こんなところかと。

まさか私が「勉強の仕方がわかっていない」なんて言う羽目になるだなんて(^_^;)新鮮ですね。

このセリフは新規面談でよく使われるあるあるセリフなんで、このセリフを取り上げて過去に記事にしたこともあります。

「どうも勉強方法をわかっていないみたいなんです」 塾人が新規面談でほぼ毎回聞く台詞です。 確かに保護者の方の(我が子が勉強方法をわかってい...

正直このセリフは好きではないのですが、中学入学したばかりでこのセリフが当てはまる状況があるのではないかと思ってます。

さて、この状況を改善すべく、私が塾に求めるのは「1対2までの個別指導塾」「自習スペース完備」「勉強法指導」「テスト前の追い込み」ですね。

自塾での取り組みがベストだと思ってやってますから、自塾の取り組みに寄っちゃいますね(^^)

そして、意外に自分が重要視している塾選びの条件が出てきて驚きました。それは・・

家からの距離は塾選びの優先順位がとても高い!

家から近いって思っていた以上に大切に感じている自分を発見しました。

数年前に同窓会で子を持つ同級生の女性に塾選びの決め手を聞いてみたら「近さ」と答えられてのけぞりました(*_*)が、こういうことかとようやく腑に落ちましたね。

女の子ですし、家から近いところで通えたら良いなと思うのです。あわよくば徒歩圏内で、自分の勉強部屋のように日々自習スペースを使わせてもらえたらベストだなと。

中学生は日々とても忙しいですからね。可能な限り近い塾で選びたいです。個別指導スプリング@京都の村東先生も昨日ツイッターで言ってました。

家からの距離とその塾の良さを天秤にかけてですね、考えなきゃいけないなと。

可能な限り近くで。少し距離がある塾ならば「通塾時間をかけてでも通う価値のある塾なのか」をしっかりと見定めたいです。家からの距離はとても大事だなと再確認した次第です。

個別指導塾は教室長が9割!

早速塾を調べていきます。「姪の住む街の名」と「個別指導」でネット検索をかけたら・・・いろいろな塾が出てきましたね。

個別指導業界を引っ張る盟光義塾(仮名)も、ホン気スイッチのスクールIF(仮名)もちょっと離れたところにあるみたいです。頼もしいですね。

徒歩圏内に良いところが無かったらお世話になるやもしれません。その節は宜しくお願いします。

さてさて、調べてみて家から一番近い個別指導専門の塾は・・・A個別指導塾でした。徒歩圏内!自習室完備!なんかキレイ!

良いですね。候補の1校です。

もう少し調べると・・・お、ココも良さそう!B個別指導塾もいいですね。ギリ徒歩圏内か?求めた様々な条件を満たしています。愛知県内だけの展開の塾でHPからは勢いを感じます。

この2校の夏期講習を検討するように弟に伝えました。まずもってちゃんと足を運んで教室と教室長を見てくること。

個別指導塾は教室長が9割です。我が子を任せ一緒に協力してやっていけそうかどうかをじっくりと話して判断してくるように伝えました。

そこを突破できればあと注意すべき点は1点かなと。それは個別指導塾業界が抱える唯一ダークな部分です。それがどこかと言いますと・・

「夏期講習で何十万も受講提案してくるかも問題」を牽制せよ!

個別指導塾というのは入塾時に何も言ってなかったのに夏期講習になっていきなり20万とか30万とかする講習案を提案してくることあります。

普段2万とか3万とかの授業料だとしたら10倍以上なわけです。入塾時に説明があればいいですけど、無ければ寝耳にフローズンです。

これが個別指導塾業界が抱える闇です。漆黒の闇ですね。

たとえば「夏期講習は授業を受講できる時間も10倍ありますから、必要に応じて講習費用は10倍以上になります」

なんていう説明が入塾時にあればフェアですけどね。まぁ普通で考えたら無いですよね。

「先生」の発言には先生パワーが乗ってますから、その事実を踏まえて金銭部分はしっかりと慎重に家庭と対話すべきと私は思うのです。

「売上のためだけに20万円とか30万円とかの夏期講習を取らせちゃうボッタクリ個別指導塾に気をつけて」なんて記事を過去に書きました。...

先日はツイッターでこんなのも流れてきました(゚д゚)!

ヒー!これは凄い!これは高い確率でボッタクリ個別指導塾ですね。私が思うに

事前の説明なく通常時の10倍以上の費用がかかる講習を、先生という立場を利用して受験への不安を煽り受講を迫る。

「子供の手前」という状況も利用して、親の愛情を試すような形もとって受講を迫る。

これがボッタクリ個別指導塾ですね。

とてもデリケートな話題です。でもひどい個別の塾が多くあるのが現状です。批判恐れず私の思うところ書いてみますね。まず「ぼったくり」と...

いろいろ反論あるのでしょうが、高額な夏期講習の提案を急に塾からされて息を飲んだというご家庭の話を沢山聞いてきてます。

そんな提案をする塾に聞いてみたいのは「それ、同じ金額で自分の子供にも自塾で受講させれるの?」という質問。

「当たり前じゃボケ!」と売り言葉に買い言葉では無く答えれる塾はボッタクリ塾では無く、成績を上げる覚悟があるガチ塾です。良いものは高いです。

ゴニョゴニョ言い訳しかできない塾はボッタクリ塾です。売り上げ目標から逆算して提案されただけのただの高額講習です。成績を上げる覚悟はありません。

大手個別指導塾でも(では?)教室によってはこんな展開になります。これは教室長というか、運営会社の方針に寄りますけどね。

少なからず、うちの姪にそんな高額の講習費がかかる講習を受講させる気はありません。払うの私じゃないですが(^^;)

体験兼ねた最初の夏期講習費用が〇万超えたら保留にして内訳を見せるようにも弟に指示しました。

「塾で学力上げたいです。そのためにかける費用はこれぐらいの予定です」というスタンスを塾に示したいですね。

これはどこの個別指導塾でも起こりうる問題。やっかいなのは外見からはわからないところ。

ボッタクリ個別指導塾の出現確率は、推測イチゴのパックを買って酸っぱいイチゴに当たるぐらいの確率かと(結構高い(゚д゚)!)

対策は2つ。

・高額講習提案はその場で決めず持ち帰り、後日減額の再交渉。

・入塾時に講習費の目安を聞き、講習にかけたい金額を伝えておく。

ですかね。ここを個別指導塾と対等に立ち回ることができるならば、どこの塾でも安心ですね。

・・・いかんです。この話題になると熱が入っちゃいます。変なスイッチ入っちゃいます。

多分私、前世で100万の講習を受講させられたんですよ((+_+))また別で再度書きたいです。

さて、今日書いたのは「個別指導塾は家からの距離と教室長が大切」ということと「講習は高額な受講提案をされても落ち着いて家庭で決めた予算でおさめる」ということですね。

最後の方は変な熱を帯びた文になりましたが、よかったら参考にしてください。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。