自習室を先日買った飛沫対策簡易パーテーションを設置しまくりました。この風景。
将来これを見たら2020年を思い出すのでしょう。
コロナ対応で学校が休校になって、オンライン自習やオンライン指導をしたこととか。
まさか21世紀に入ってもマスクやトイレットペーパーを求めて人々が行列を作ったりすることになるだなんて、思いもしませんでしたよね。
忘れられない年になりそうですし、出来ることなら今年だけのこととなるようにしたいです。
「トイレットペーパーを求めて人々が行列を作る」と言えば「オイルショック」です。
1973年に起こったオイルショックについてネットでこのように記述されていました。
昭和48年(1973年)の晩秋、日本全国のスーパー店頭からトイレットペーパーや洗剤が消えました。オイルショック(石油危機)の影響です。「石油供給が途絶えれば、日本は物不足になるのでは?」。そんな不安感が人々を買いだめ・買い占めに走らせ、一方で売り惜しみや便乗値上げなどをする小売店も現れました。
私は社会の教科書で初めて知ったように思います。
トイレットペーパーが店頭から消えるってなによ?行列作って買い求めるってなによ?
全く理解のできない過去の出来事でした。
ちょうど私が生まれる前年の出来事なので、中高生の頃に母に聞いてみたことを覚えています。
「オイルショックの時って、トイレットペーパー買うために並んだの?」
「並ばなかったよ」
「そんなこといって、本当は並んだんでしょ?」
「並んでたりして(笑)」
母は笑ってましたが、私は「これは並んだな」なんて感想を持ったのを覚えていますw
今年2月28日、政府が学校臨時休校の要請を発表。これはえらいことになったと、休校対応でバタバタの1日となりました。
今後の塾の対応と併せて、生徒たちにこう言いました。
「あと、トイレットペーパーやティッシュペーパーのストックが切れそうな家は、悪いこと言わないから今日中に買っておいで。おそらくしばらく店から無くなるから」
こんな風にいう私に講師の寒川先生が言いました。
「あれってデマなんじゃないですか?」
確かにティッシュもトイレットペーパーも在庫は充分で、無くなることはないなんて報道もありました。
「デマなんだけどデマじゃなくなる。人間の恐怖心に駆られた行動を舐めちゃだめだ」
「こういうのは理屈じゃないんだから。トイレットペーパーが無い不便を考えたら、買っておいた方が良いと考える人が殺到しちゃうのは避けられない」
「一時的なことだけど、どれだけの期間店頭から消えるかわからないし、最低限持っていないと困ることになるから」
(大勢を煽ることになってしまうのでSNSやブログでは書けませんでした)
この数日後に店頭からトイレットペーパーとティッシュペーパーはしばらく消えました。1週間だったか2週間だったか。しばらく無かったですよね。
寒川先生のように「デマでしょ」なんて言っていたけど、結局買い求める行列に並ぶ羽目になったなんて言ってた人もいましたね。
スゴイ出来事でした。
オイルショックでトイレットペーパーを買い求めたであろう母親を笑っていた私が、21世紀に「トイレットペーパー急いで買っておいで」なんて言う側になるだなんて。
こんなパーテーションをつけて自習に取り組んでもらうことは今後無いはず(そうあってほしい)
2020年を象徴するこの今の教室の風景を、こんなエピソードとともに忘れません。
まだまだコロナは終わっていませんが、なんだか振り返りたくなる景色でしたので、4か月前のエピソードでお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
使ってみてもらうと意外に良い感触。また機会あれば簡易パーテーション使用レポしますね♪
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國立拓治
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