中本先生からお話を伺った鎌倉を後にして、夕方からは東京で仕事でした。
明けた翌日の昼前、私は茨城県水戸駅に降り立ちました。
ここに降り立つのは実に10年ぶり。
なんでも、親しくさせてもらってるひかり塾@水戸の遠藤先生が50歳になったとかで、「俺を祝ってくれ」とはしゃいでいるとの報を受け、教室見学がてらお祝いに来たという流れです。
これもコロナが落ち着いてきたからこそ。こんな塾行脚久しぶりですね。
京成百貨店の向いにあるご飯屋さんで、ノンアルビールを手にお祝いをしました。
遠藤先生はちょいちょい病院や薬のお世話になってきてるようですが、基本的には元気そのもの。
また落語会に行こうなんて話しながら、50歳を祝いました。
10年前と大きく様変わりをしてます。塾が入っているビルを塾のオーナーが買い取ったらしく、教室が広くなりましたね。
あまりの広さにスペースを持て余している感さえある教室。広々としてていいですね。
ここも教室自体に驚くべき何かがある塾では無いのですが、スバル進学セミナーと同様に、関わる人の温かさや気持ちが心地よい場所です。
まだ生徒たちも講師たちも来ていませんが、それを感じるんですよね。
講師たちのバックヤードには生徒たちからもらった土産のお菓子の箱がドサッと置いてありました。賞味期限が箱の横に書き込まれています。
これは、それを書いておかないと、賞味期限が過ぎてしまうという事態があるということです。それぐらいご家庭からお菓子が届くのです。
こんな1カ所からも、この教室の人間臭さや温かみを感じるんですよね。
元生徒同士の結婚式に出席したとか、兄弟生の数がとにかく多いとか、今のスタッフ増渕先生は元講師だったりとか、
チラシには合格実績や成績アップを全く掲載せず、塾の想いがとうとうと書いてあるだけだったりとか・・・
ほんと「人間臭い」塾ですね。
皆にひかりが当たってるわ。良い場所だわ。相変わらず遠藤先生やってんな。
そんな風に感じられた素敵な教室見学でしたね。
遠藤先生、増渕先生、ありがとうございました!
10年前の教室見学の様子は旧ブログにありました↓
先生は我が子の国語力をどうやって育んでいるのか?
さてさて、昨日と同じ展開です。本題までがなげぇ(´▽`)
遠藤先生にも国語力を伸ばすためにどんなことを家庭で取り組んでいるかを聞いてみました。
色々と教えてもらいましたが、一番印象的だったのが遠藤先生自体が子供の頃におじいちゃんからかけてもらった読書に対する言葉です。
なんでも、水戸市の図書館が出来たばっかりの時に、おじいちゃん子だった遠藤先生がおじいちゃんに連れられて図書館に初めて行ったときの話だそうです。
おじいちゃんはこれから本に接していく遠藤先生に2つのことを教えてくれたそうです。
「これから図書館の本はたくさん借りればいいけど、全部を読まなきゃいけないなんて思わなくていいからね」
そして、
「お父さんお母さんが読ませたい本を与えてくれるかもしれないけど、必ず読まなくてもいいからね」
と教えてくれたそうです。
おおお!これは痺れる!父や母では伝えられない、グランパならではの攻撃力のある言葉です。
親が勧めてきた本を読まなくてもいいだなんて、凄い。
おじいちゃんは「読書という体験はとにかく自由で楽しいものなんだよ」ということを強く伝えたかったんですよね。
これを孫に言うなんてことが熱い。そして当時小2だったときのこのエピソードを遠藤先生自身が覚えているのも熱い。
おじいちゃんの熱い想い、しっかりと届いていたということですよね。
さて、昨日は「親が勧める本も与える」なんて内容で書きましたが、別に今日の内容とは矛盾しません。
子ども本人には与えられた本を必ず読まなければいけないなんてことは言ってませんからね。
例えるならば赤ちゃんとか猫のおもちゃのような感じでしょうか。
こんなんで遊んだら楽しいんじゃないかと親は買ってきますが、それを使って遊ぶかどうかは赤ちゃんと猫次第。
こんな感じで子供には読んでほしい本を買ってあげれていたらいいですかね。
・・・するとやっぱり、根保先生が言っていた「マンガを5冊読んだら世界の名作を1冊読む」という家庭の読書ルール、
根保先生が言うようにあまりいい作戦では無かったのかなぁ?
根保先生は圧倒的な知的好奇心があったので、結果として本好きの読書家になったけど、そうならない子も出てきてしまうかもってことかなぁ?
遠藤先生のおじいさんの教えと、根保先生の読書体験の感想は一致します。
とはいえ、親からのアシストも利用してジャンル広く、読書の世界を広げてあげたいという想いも利用したい。
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これら今日までのインタビューを通して、我が子の読書に対する保護者のスタンスは、
「図書館で借りた本も親から勧められた本も、全て読まなきゃと思わなくていい」と本人に読書の自由さと楽しさを教えつつ、保護者が是非読ませてあげたい本は子供の近くに並べておいてあげる。
こんな感じが良さそうかなぁと今は感じてます。
また国語が得意だった塾の先生や、子供を持つ塾の先生にインタビューを続けて見ますね。
参考にしてください。
今日はこのへんで。
それでは。
東京から水戸への車窓から見たレンコン畑は新鮮な風景でした。愛知では無い!
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國立拓治
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