2020年春より欠席授業の無料振替を辞めることにしました!

今日も岩倉校の新年度からの取り組みについてお伝えさせてください。

個別指導塾と言えば、欠席した時に振替授業が出来ることが特徴だったりすることもありますが、これを辞めてみることにしました。

理由は3つです。

規則正しいリズムで塾で授業を受講したほうが成績が上げやすいから!

毎週決まった曜日に塾で授業を受講することには利点があるんです。学習習慣にリズムが出てくるんです。

このリズムが塾の授業欠席で崩れます。予習部分の少ないまま学校の授業を聞くことになったり、体勢が崩れるのです。

学校の授業が理解しやすいようにと必死で塾で予習ペースで指導をしているのに、これが学校の授業が先になってしまったり。

そして「学校の授業よく理解できなかった~」「でしょうね。だから塾に来ているしネ」ってなるのです。

欠席なくリズムよく授業を受講出来ている生徒の方がより成績を上げているというのは、揺るぎない事実です!

席がパンパンで振替可能な席が少ないから!

以前までは振替授業などイレギュラーもあるだろうからと、少しゆとりを持たせて授業を組んでいました。

あえて1対1で指導をしてもらう先生がいたり、イレギュラー対応が出来る席が用意されていました。

しかし、現在ありがたいことにそんなゆとりを作っておけるほど空き席が無くなってしまっています。

先生が入れる限界まで入ってもらったうえで生徒たちが入塾してきて、空き席がほぼ埋まってしまっているのです。

困ったものです。嬉しい悲鳴ですけどね。

私用での振替のために教室長の手間をとられるのは、皆の成績UPのマイナスになるから!

この前の冬期講習時のことです。講習スタートしてから中2の子から連絡が入りました。

「明日の授業振替出来ませんか?」

デタデタ。明らかに後から予定を入れてきたパターンの振替依頼。本来講習時はスタートしてからの振替はしないことになっていますが、通常授業と違ってイレギュラーも起こりやすいのも理解しているつもりです。

可能な限り対応することもあり、その時は対応をしてあげました。

翌日、その子の同級生がニヤニヤと教えてくれました。

「先生~、あいつなんで休んだか知ってますか~?あいつ急にクラスの打ち上げが入ったみたいですよ~」

んー、あるでしょうな。気持ちは理解できますよ。クラスのイベントって突発的に企画されるでしょう。そしてそんなイベント参加したいでしょう。

ただ、授業を組んだそのあとにそのイベントを優先したいならば、その代償を何かしら自分で払ってもらう必要はあるよなぁとは思いました。

そのために出来る空き席、組み直しのためにとられる教室長の手間暇。これらは生徒たち皆の成績アップのために使いたいですね。

理由は以上です。ただ、これで全て解決かというとそうでもなくて。単純に振替授業を辞めただけでは、今度は休んだ子の成績が上げることが難しくなります。

ここの兼ね合いが難しいのですが、対策として2つ考えました。

各定期テストごとにテスト対策授業を追加で組んで実施!

中学生には定期テストごとにテスト前に対策授業を追加で実施することとし、休んだ子はそこで埋め合わせをするということにするのです。

よって、新年度開始してすぐに休んでしまっても、その埋め合わせは定期テスト前と自動的になるのです。「〇日分の振替の相談をしよう」なんていうイレギュラー対応が無くなるのです。

いかなる理由であっても休んだ時はこの対応。いや、休んでも休まなくてもこの対応ですね。

これがいいなと。この対策授業が休んだ子は埋め合わせになり、休まなかった子は単純にプラスアルファの授業となります。

これがシンプルでいいなと今は思ってます。これで行こうかと。

また、講習の振替は、講習スタートしたらしないこととする予定です。

どうしてもという方のために有料での授業振替の制度を作る!

有料であっても、すぐに振替授業を組んでほしいなんていう要望があるやもしれません。

講習時とかそうですね。さっきの急にクラスの打ち上げが入った子とかの場合でしょうか。

急に授業に穴を空けたうえでその授業の振替をしたいとなれば、お金を支払ってもらうのが一番筋が通っているだろうと思うのです。

これが急に予定を変更を希望した側に払ってもらう代償です。よって、振替授業設定費用としてお金をいただくことにします。

費用は1,000円から2,000円の間で検討します。一応制度は作りますが、この制度を使わず、決めた予定通り来てもらえることが一番の望みですけどね。

これも抑止力になるといいです。

それにしても、部活の優先順位の高さって凄いですよね。「部活の予定が急遽変わったのでこの日程行けません」なんてことが講習時にはたまにあります。

チームプレーのスポーツであればなおさら。和を乱すというのは日本人がとても苦手なことですからね。

学校行事の一環のような強制力を持ちます。でも飽くまで学校行事じゃないですからね。

出されていた部活の予定を避けて組んだ塾の予定が、部活の予定の変更でひっくり返されるのです。・・・いやいや、これからは譲りませんよ。

「急遽予定を変えたせいで部活の参加者が大幅に減った」なんて体験を顧問の先生にはしてもらって、予定を急きょ変えることの代償を顧問の先生に払ってもらいます。

また、飽くまで部活優先で部活内の和を大切にされるなら、顧問が急に言い出した予定変更の代償はご家庭で払ってもらいます。

塾がそれを払うだなんて、おかしな話で。もう辞めます(´▽`)イクナイ

まとめます。今までの授業振替のルールは端的に書くと

授業実施1日前に欠席の申し出があれば、振替授業を実施します。

というものでした。これを無くし、

欠席時の振替授業は実施しません。欠席分は定期テスト毎の追加対策授業で出来る範囲でフォローします。(ご希望があれば、有料で振替授業の設定はいたします)

こんな内容に変更いたします。

また正式に決まりましたら、岩倉校にお通いのご家庭には新年度のご案内と共に書面でお伝えします。宜しくお願いします。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。