Amazonランキング上位常連のこちらの小学生向け教材が気になってですね。ふと何かのタイミングで1冊購入してみました。
で、そんなタイミングで講師が「小学生が今取り組んでいる国語教材が終わってしまうんですがどうしましょう?」と相談にやってきてですね。
私がその小学生の子に「この教材あげるからこの教材をやってみない?」と提案をして、やってみることになりました。
そこからしばらくして・・・
2日後ぐらいだったか、もう1冊終わってしまったという報告が届いたのです。
その生徒に感想を聞いてみると、
「面白かった!違うのもやりたくなっておばあちゃんとパズルの本を買いに行った」なんて意気揚々と話してくれたのです。
こんな食いつきがいいことあるか!?( ゚Д゚)
確かに面白い教材です。可愛くキャッチーに、パズルのようにして出題をしてくれています。
勉強という意識を無くし「楽しい」なんて感想を言わせるだなんて、凄いです。
書いてある内容をよく読んで考える。書き出して整理して試行錯誤をする。
こんなことが練習出来ますね。公文とかでなんでも機械的に答えを出す癖を付けちゃった子にはとくに良さそうです。
方程式の文章題で解く前からゲンナリしていた生徒には、ひとまず情報を書き出して整理して考えてみるというステップまで進めるようになりそう。
また、問題文を斜め読みをして、勝手に勘違いをして間違えるなんて子にも効くかなぁ。
題名がまた良い。「論理的思考力を伸ばす」とかフワッとしたタイトルではなく、「算数と国語を同時に伸ばす」という目に見える成果に直結したタイトルが秀逸。
小学館の公式ページに宮本先生からのメッセージが↓
著者より
『本書は「国語も算数と同じように論理的に解く」ことを目的に作りました。
今回は、推理パズルと数字ブロックを交互に入れました。両方楽しめるようになれば、算数も国語も得意になっているはずです。わからないときは、いったん閉じてください。答えを見たり、ヒントをもらっても意味はありません。
学習の本質は「考える」ということにあります。日をおいて取り組めば、すらすら解けることがよくあります。そのとき学習のおもしろさに気付くことでしょう。あせらず、気長に楽しんでください。』
こんなに楽しんで取り組んでもらえるだなんて想像してませんでした。
このポジティブな力を利用すべく、続編を購入してやってみることを保護者に提案して、本日続きの教材を配付しました。
わかりやすく「パズルが効いたわ~」という場面が見つけにくいのが小学生指導のもどかしいところですが、ジワジワと効いてくることを信じて続けてみます。
そんなわけで、当塾では小学生国語は教科書準拠で行ってませんのであしからず。
ふくしま式や
出口先生の教材や
今回ご紹介した宮本先生の教材なんかを利用して、本来の国語の力の育成を目指します。
まだまだ探り探りですけどね。精進します!
最近取り入れた教材のご紹介でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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