2023年度から愛知県公立高校入試は新たなシステムで行われます。
そんな内容を一昨日から書いてます。大きな変更なんですよね。
今日はそのラストです。内容はこちら。
一般入試の面接は各高校の裁量で実施するかを決定する!
というものです。
これはいい決定ですね。というのも、愛知県の公立入試の面接は、現在実質飾りみたいになっているんですよね。
愛知では面接の点数が明確にされておらず、入試実施要項にも面接は参考にするといった程度の記述です。
実際、面接が酷かったから落ちたなんて話は過去20年以上聞いたことがありません。
定員割れの高校では全員合格が基本です。(極々まれに不合格者出ますが、特殊な例かと思われます)
このように、愛知の公立高校入試の面接ってほぼほぼ飾りであることが見て取れるのです。このことに気が付いてから塾での面接対策はしなくなりました。
ここから面接の実施が各高校の裁量になるとどうなるか?
私は上位校は実施をせず。中下位校で実施される流れになると予想します。
たとえば北海道。北海道は面接が各高校の裁量みたいなんですよね。実施する高校の一覧を見てみたら・・・
私でもわかるようなTOP校、「札幌南」のような高校たちが面接をしていないことが見て取れます。
上位校は爽やかに実力一本で合否を決める。人柄の良さで実力が足りない状況で入ってしまっても、上位校って苦労してしまいますからね。
北海道の状況を見ても上位校は面接を実施しないだろうと想像します。
勝手に想像を膨らませますよ。名鉄犬山線沿線の公立高校を偏差値順に並べてみて、面接実施の有無を予想します。
一宮→なし
西春→なし
江南→なし
一宮南→なし
尾北→なし
岩倉総合→面接あり
小牧→面接あり
犬山→面接あり
一宮工業→面接あり
古知野→面接あり
犬山南→面接あり
実施はこんなラインじゃないでしょうか。
私の考えた目安は「入試の当日点重視の高校は面接をしない」というものです。
来年の秋ごろには決定しているんじゃないでしょうかね?また発表を待ちたいと思います。
3回に渡って公立入試改革の中身についてお送りしてきました。
まだ未確定の「特色化選抜」が残ってますからね。これは2023年実施は見送られる可能性高いですが、また新たに情報入ったらご報告しますね。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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