マシュマロに質問届いていました。質問文自体が短かったのでサッと答えられるだろうと思っていましたが、甘かったです。ちょっと考えて答えてみます。
こちら↓
なるほどなるほど。
理科は愛知県公立入試の中でも平均点が一番低い教科ですからね。カンタンに取れないようになってます。
設問が長い応用力が試されるような問題は、愛知の公立入試で出題されます。理科に限らず社会なんかも設問が長いですよね。
ちなみに志望校にしたい地元のTOP校ってどこでしょうか。
表現からすると、半田市の半田高校とか、尾張旭市の旭野高校とか、東海市の横須賀高校とかですかね。
挙げたような愛知県全体で見た時に準TOP校レベルの高校であれば、そういった問題を落としても他のカバーが出来そうですが…
それ以上のレベルの高校ですと、そういった問題も取っていかなければいけませんよね。
考えてみましょう。
いただいた質問を読んで考えてみたのですが、今のお子さんの理解の状況を仕分けしましょう。
→計算が絡む理科の単元が苦手なのか?
→読解力が必要な設問が長い問題が苦手なのか?
→その両方なのか?
お子さんと一緒にそういった問題を解いてみて、本人にヒアリングしてみて、どこが苦手なのかを探ってください。
私はおそらく「その両方」だと思ってますけどね(^^;
で、仮に「その両方」だとします。
まずは計算が絡む理科の単元自体について、この夏にこそ基礎レベルから学び直して苦手を克服すると良いです。
理科は単元ごとに分かれていて爽やかですから、復習しやすいですよね。
克服したい単元をやりこんでください。
で、苦手単元の理解度が高まったならば、そこから初めて設問が長い問題の練習に入るべきかと。ただ、その苦手単元の問題は内申点対策を全て終えた12月からでいいんじゃないでしょうか。
この夏は苦手単元克服に力を割いてもらった方が良いと思います。
設問長い問題対策がしたければ、得意単元でしていったらいいと思います。「設問の意図が理解出来れば問題が解ける」というもので練習ですね。
公立過去問とかで練習出来ると良いです。(ちょいちょいご紹介する塾教材の愛知県公立入試パターン集、メルカリで出品されていることもあるようですよ)
まとめます。
●苦手単元の克服からスタート。夏で一通り。
●長い設問対策は得意単元でスタート。秋からでも。
●苦手単元の長い設問対策は12月からスタート。
こんな感じでしょうか。やるべきことを2つに分けて、取り組む時期をずらしてみたのがポイントでしょうか。
入試問題演習のような実戦的な練習は秋以降で良いので、とにかくこの40日という塊の時間を使って、各単元の理解を深める勉強に充てた方が良いのではないかというのが私の意見です。
12月からスタートの苦手単元の長い設問問題は、まず時間を気にせずじっくり読んで解けるかどうかを確認。解けるとなれば、そこから時間を気にして素早く解く練習を。
アドバイスを求める人によって言うことは180度変わったりしますからね。参考に留めてくださいね♪
いただいた質問にお答えしました。
皆でいい夏にしましょう!!
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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