「中学生『偏差値70超』の子の勉強法」の著者に掘り下げて質問してみた!

先週発売された松江塾@埼玉県川越市の斎藤先生の著書「中学生『偏差値70超』の子の勉強法」を読んでですね、自塾のテスト前の指導に調整を入れることを決めました。

松江塾@埼玉県川越市の斎藤先生から連絡が来ました。松江塾って先日塾フェスで塾長の真島先生が講演してくれたあの松江塾です。 無事に...

個別指導塾なので様々な学力の生徒が通うのですが、より各学力の生徒たちにフィットするように、全生徒共通の必修指導部分を微調整しようかと。

本を参考に微調整の具合を考えてみたのですが……

もう少し掘り下げて本に書かれている取り組みを聞きたいなぁ。

んー……

そんなわけで、斎藤先生にお願いをしてZOOMで本の内容を掘り下げて聞かせてもらいました(´▽`)

「本の宣伝も兼ねれるし、読者も内容を掘り下げて聞きたいはず!」と、理由をつけてみるものの、自分自身がしっかり内容を聞いて参考にしたいという理由が最大ですw

私のパソコンのカメラの色味が絶望的に悪いです。イタコに呼び出された霊がZOOMをしているみたい(笑)

斎藤先生のこの画像はiPhoneみたいだから、これからiPhoneで繋ごうかな。

斎藤先生へのインタビュー、皆さまにおすそ分けを。

「中学生『偏差値70超』の子の勉強法」を著者に掘り下げて聞いた!

質問1 出版してみようというきっかけは?

ブログを書いていたのもあったので、機会あればとは思っていました。YouTubeの登録者数がキリの良い人数になったらとか漠然と考えていました。

保護者が是非本を読みたいですと背中を押してくれて、機会を得たこともありこのタイミングでの出版となりました。

質問2 実際に本を作る作業はどうでした?

時間との戦いでした。

時間を捻出するためにと集中して書くために、塾に寝泊まりして書いてました。約半年の間、8割は塾で泊まっていました。

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本の内容に入るまえにチラッと聞いてみました。

塾にずっと泊ってたなんて恐ろしいこと言ってますよね。そんなん20代の若手の塾講師のやることですよ(^^;苦労あって出来上がった本なんですね。

さて、ここから本の内容について深堀を。

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質問3 生徒が書く帳票が4種類(見える化シート・計画の見える化シート・行動の見える化シート・定期テスト分析法)紹介されていましたが、これは本のためのオリジナルなのか、自塾の取り組みのどちらですか?

実際に塾で利用しているものです。

「見える化シート」が一番歴史が古く10年以上前から使っているものです。テストの4週前ぐらいから書かせるものです。

その他3枚のシートも実際に利用しているものです。中1の子とかには授業の中で書き方を指導したりもしています。

成績上位の子のお手本とかを見せながら、書いてもらっています。

質問4 ワークの1回転とは予想テスト範囲までを自分で予習して進めて1回終わらせることですか?その範囲の設定はどこまでですか?

そのとおりです。予想のテスト範囲までを取り組んでもらいます。(どこまでかは各自本人に任せる場面も)教科によっては自塾では宿題としてどこまで取り組むかを指定することもあります。

質問5 国理社のワークについて、「教科書を読んで自分で想定テスト範囲まで進めなさい」と書いてましたが、どのレベルの生徒にも実行を促してますか?

全ての生徒に取り組んでもらっています。

「教えてもらわなきゃ出来ない!」なんていう悪い思い込みを打ち破るためにも取り組んでいます。

こうして自分で学んで進めるという取り組みが、高校入学後も上位で頑張れる秘訣の1つだと思います。

質問6 上位の子への学校ワークとは別の2冊目の教材に関しては各自で用意ですか?塾から与えますか?

2冊目の教材に関しては塾から塾用教材を各教科1冊から2冊渡しています。

数学に関して言うとレベル的には学校ワーク同等のレベルのものと、レベルを上げた演習用のものと2冊です。

最上位の子たちには難易度が高い市販教材を紹介して、必要に応じて各自で購入してもらっている状況です(どの教材をどれぐらい演習するかはある程度生徒本人に任せてます)

質問7 ワーク2回転目の取り組み方はどのように指示してますか?書いたものを何かで隠す方法ですか?

具体的に方法を指示することはありませんでしたが、生徒を見る限り2回目は何かしらで解いたものを隠してノートに解くという方法が多いように思います。

担当の数学に関しては、塾のワークは1回目をノートに解くように指示をするようになりました。

最後の質問 この本を読む中学生とその家庭に向けてメッセージをお願いします!

本に書いてあることをいきなり全て出来なくてもいいので、まずは実践をしてみてほしいです。

最初から上手くいくことの方が少ないですから、改善を重ねていって成績UPが出来ると良いです。

とにかくまずは騙されたと思ってやってみてほしいです!

早めに(定期テスト勉強の)スタートを切って、(学校ワークの)1回転目を終えるのが大切なコツです!

以上、斎藤先生のインタビューでした。

痺れましたね。強く共感したところ赤くしてます。

そして、この部分を踏まえて早速今日からテスト前の取り組みの変更を伝えてます(笑)

切れ味よく方向転換の舵を切れるところが個人塾の良いところです。

斎藤先生、お時間いただきありがとうございました!おっしゃるようにうちでもまずは実践してみます!

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。