愛知県教育委員会から、来春(2023年春)からスタートの入試改革情報が降りてきています。
降りてきた資料はこちら↓
令和5年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程) 一般選抜における各高等学校の面接実施の有無及び校内順位 の決定方式について
令和5年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程) において「特色選抜」を実施する高等学校・学科及び入学検 査の内容について
この発表された内容を元に、来春の入試についていろいろと情報をお送りしているシリーズ記事ですね。
今回は新たに始まる特色選抜について見ていきましょう。
概要は県教委の資料からご確認ください。
特色選抜を私なりの言葉で要約すると、
推薦入試基準を満たすほど中学では結果を残せなかったけど、専門的な勉強が出来る高校に入って学びたいという強い意志がある生徒が挑戦する入試
じゃないかと。
目指す学科によってこのへんもちょっと違うんですけどね。
たとえば「理数、体育、英語系」の学科の場合は「優れた能力と顕著な実績を有するもの」と書いてました。
推薦入試との住み分けは難しいですが、中学での推薦委員会では査定されないようなマニアックな大会とか検定なんかの実績を残した時とか、特色選抜にしたらいいでしょうか?
ちょっとまだこの入試をつかみ切れていませんが、おそらく愛知県教育委員会以外は皆誰もが同じ感じでしょう(´▽`)
正直私はこの特色選抜に対してこう思っています。
「ただでさえ一気に行われる入試改革で対応しなきゃいけないこと多いから、特色選抜とかまでやってらんないんだけどなぁ」
で、この想いは現場の学校の先生方も同じだと思うのです。学校なんてしっちゃかめっちゃかでしょう。
するとですよ、そこにチャンスが訪れるのです。
中学生保護者はまばたき厳禁で続きを読んでください。
実施初年度こそ特色選抜に挑戦していこう!
「よくわかんないから辞めておこうかな」
「少し様子を見てから生徒たちには勧めようかな」
「忙しすぎるから勧めないでおこう」
特色選抜入試に関わる全ての人が、こんな想いを抱いていると思っています。私も含め。
ということは、初年度の志願者がそれほど多く無いのではと想像します。
もしも志望校が特色選抜を実施しているならば、私は初年度となる来春こそ挑戦すべきじゃないかと思うのです。
岩倉から受験しやすい高校だけ特色選抜の詳細を掲載しておきますね。
高校名 | 学科名 | 入学検査の内容 | 参考定員 |
中村 | 普通科(国際理解コース) | 基礎学力検査 | 16 |
犬山 | 総合ビジネス科 | 作文 | 8 |
犬山南 | 新学科 | プレゼンテーション | 40 |
尾北 | 国際教養科 | 基礎学力検査 | 5 |
古知野 | 商業/生活文化/福祉 | 基礎学力検査 | 32/8/8 |
小牧工科 | 機械等/環境科学等 | 特別検査・作文 | 32/16 |
一宮工科 | IT工学等/都市デザイン等 | プレゼンテーション | 32/16 |
市立北 | 普通科(国際理解コース) | プレゼンテーション | 10 |
愛知商業 | 商業科 | 基礎学力検査 | 56 |
入学検査の形式は様々ですよね。
プレゼンテーションってなに?特別検査ってなに?なんてビビってしまいそうです。
小牧工科高等学校機械・航空産業・自動車・電気科の特別検査については、「紙を使った立体の構成」を行うなんて書いてましたね。
詳細聞いてもやっぱり「なに?」ってビビります(´▽`)
だからこそチャンスなのです。皆そう思っているのです。
ここに飛び込みましょう。
入試の形式の詳細については、その高校の学校見学会に参加して質問をして手に入れましょう。もしくは、学校に電話をして質問してもいいでしょう。
「特色選抜に挑戦をしたいのですが、どのように入試の準備をしたらいいでしょうか?」なんて聞けばいいのではないでしょうか?
中学校推薦が要らないので誰もが挑戦できる!?
気になるのはその出願資格と、その取扱いについて。
推薦入試と違って中学校からの推薦が要りません。ということは、「受験します!」と言えばだれでも受験が可能なのでしょうか?
中学校の先生が牽制をしてある程度の量になるようにするのでしょうか?
このあたりが気になるところですよね。
各中学の取り扱いに注目します。
もしも私が中村高校の普通科(国際理解コース)を受験するなら
例えば私が特色選抜がある中村高校の普通科(国際理解コース)を目指すことにしたとします。
もしも私ならば、まずもって推薦入試を希望します。推薦入試は面接だけで突破できますからね。言うだけタダで志願します。
夏の面談時にはその希望を伝え、担任の先生に実現可能性を聞いてみます。
推薦がもらえる可能性が限りなく低いとなれば、そこからは特色選抜に切り替えますね。
「推薦がもらえなかったら特色選抜に切り替えます。どうしても入学したいので、やれるチャンスはすべて挑戦したいです!」と正面切って。
※ 推薦入試と特色入試は同日開催なので、どちらかでの受験になります。
これで挑戦チャンスが1回増えますからね。特色選抜も使って最善を尽くします。
特色選抜については学校見学会で行ったときに、根ほり葉ほりそこにいる先生に聞くでしょうね。やれることは全部やります。
こんな感じでしょうか。
特色選抜は果敢に挑戦していこう!
というのが私の意見です。
特色選抜の詳細は最初にリンクを貼った資料から確認を。
それよりも、その特色入試についてどう対応すべきか?について重点を置いて書いてみました。
後日追加情報降りてくるようでしたらまた書きますね。
皆でこのデカい入試改革を乗り越えていきましょう!
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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